経験者が語る自己破産までの道のりとその後

借金地獄に苦しむ方々へ、自己破産を経験した者のみわかる情報を提供します

借金地獄からの自己破産への決意

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今日は私が実際に自己破産をしようと決意した

ことのについて書きたいと思います。

 

私は借金癖のある男でした。

クレジットカードでお金を借りまくり、

どうにもならなくなり、

親から助けてもらったと

以前に書いておきましたが、

 

やはり、借金は癖になるんです。

 

気が付けば、またまた借金地獄。

それなりの給料をもらっておりましたが

どうにもならず

結局、借金を持ったまま、

勤めていた会社を辞め、

事業を行っております父親のところへ。

 

その考えが更に甘かった!!!

 

その父親のやっていた事業も

母を亡くした後

決して順風満帆ではなく、

なんとかぎりぎりの状況のところへ

借金を持った私が来たものですから、

大変なことになっておりました。

 

一気に債務超過

 

それでもなんとか事業は続けることができました。

 

ただ事業資金を借りるために、

保証人連帯保証人担保が必要になり

私が保証人妻が連帯保証人自宅が担保と、

すべてガチガチに固められてしまいました。

これがまた後々最悪の状態になってしまいます。

 

そのころになると、業績もがた落ちで

キャッシュフローがうまくいかず、

現金が入れば、すぐに支払いに回すという状態で

首の皮一枚でつながっているような状態でした。

 

銀行などからはもう借金もできず、

クレジットカードで運転資金を借りる。

それも限度額いっぱいで

返して、借りれる枠ができると

また借りるの繰り返し。

 

私の給料も、給料日には支給されず、

現金が入ると、

分割で支給されるような状態でした。

また自分の給料をクレジットカードで

借りなければならないことも度々ありました。

 

そんな状態になると、家庭内はガタガタ

 

ちょっとしたことで、

私は父を責めてしまいます。

「給料も払わないくせに!!」

父は

「お前の借金のせいで!!」

「遊んでないで働け!!」

もう笑顔や精神的な余裕はないですね。

 

そんな中、私の身内に相談に行きました。

その身内とは

全国に事業を展開する

某大手上場会社の取締役です。

 

こんな状況の中で、

この先の期待は持てないだろうから、

思い切って自己破産してしまったほうがいい。

こんな状況に陥ってしまったのは、

 

あなた方が悪いのではなく、

時代が悪いんだ

 

と言われ、心が救われました。

日本のトップ企業の役員からそういわれることが

なによりも説得力がありました。

 

これが一番の自己破産への決意でした。

 

自己破産をするには

いろいろと準備が必要です。

ですので、自己破産の決意は

早いほうがいいですよ