経験者が語る自己破産までの道のりとその後

借金地獄に苦しむ方々へ、自己破産を経験した者のみわかる情報を提供します

借金地獄からの自己破産への流れ

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今回は自己破産を決意してから

自己破産への流れを書きます。

 

身内から自己破産を奨められ、

もう自己破産するしかないと

頭の中は固まってきておりました。

 

ではどうやって自己破産したらいいのか?

誰に頼めばいいのか?

 

それをネットでいろいろと調べました。

 

自己破産の手続きは

主に弁護士司法書士に頼むのが

ほとんどだそうです。

 

資産(土地や有価証券など)を

持っているのであれば、弁護士

資産がないのであれば

司法書士でいいようです。

 

私の場合、父が自宅という資産を

持っておりましたので、

弁護士になります。

弁護士は知り合いの紹介で

地元の弁護士にお願いすることになりました。

 

私の場合はまずは父が自己破産

その後、保証人になっている

私が自己破産という流れになります。

 

自己破産するにはお金が必要なんです。

弁護士費用ですね。

私の場合は、父と二人分ですが

40万円くらいでした。

 

お金がないから自己破産をするわけで

その弁護士費用があれば

返済に充てるのに・・・

と思ってしまうでしょ?

 

そう思っても

その費用分は

返済するには二束三文でしか

ありません

自己破産を決意する人には

自己破産の時期を先延ばしする

だけの費用にしかなりません。

思い切って自己破産したほうが

賢明ですし、

そのあとが断然楽に

心配なく生活できます。

 

ただ、かなりの金額ですよね。

弁護士の先生は分割でもいいですよ

とは言ってくださいましたが

父は実兄にお願いして

弁護士費用を工面してきました。

 

その費用を持って

いざ、弁護士の元へ

 

自己破産をする際には

すべての借金と資産を

明らかにしなければなりません。

 

どこの銀行やカード会社などに

いくらの借金があるか。

借用書や明細などがありますが

もしそのような明細がなくても大丈夫

借入先がわかればなんとかなります。

 

ここで借入先の申告に漏れがあると

大変なことになりますので、

すべて正直にお話しください

 

資産を証明するのは

銀行通帳や土地の権利書

有価証券などです。

 

私の場合は、私の名前での借金が

全部で8社

父が先に破産手続きを踏みましたので

父を保証した分で銀行3件

以上で1000万円弱くらいでした。

 

自己破産には金額はあまり関係ないようですが

借入額が返済可能な金額であり

定期的な収入がある場合、

別な債務整理になることもあります。

 

私の場合は倒産という形で

無職でしたので、問題なく自己破産でした。

 

弁護士の先生に内見をし、

借金の金額、内容などについて

話をします。

 

その弁護士の先生に自己破産の話を

した時点で、借金ができなくなります。

弁護士事務所へ向かう途中に

ATMで借り入れをすることはできますが

帰りに借りることはできません。

ただ、まとまった現金を持っていたら

資産となる場合もありますが

 

私の時は弁護士の先生に

「まだ借り入れできる枠は残ってたんですね。

でも今の時点で借り入れは不可能となります」

と言われました。

 

ただ、この時点で貸主は借主に

直接連絡することができなくなります。

ということは

返済の催促の電話などは

一切なくなります。

 

これは非常に楽になりますね

もう電話に怯えなくていいです。

 

しかも一般の方には自己破産をしたことは

一切わかりません。

銀行やカード会社などは

守秘義務があるため、

誰にも話しませんので

自分で話さない限りは、

誰にもわかりません。

 

そこまでになると

ようやく安心して眠れるようになります。

 

しかし、

私の場合、この後が大変でした。

 

それについては、

また次回へ!!